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絵本

『さんびきのこねずみとガラスのほし』

たかおゆうこ 作 絵 (徳間書店)

 

三びきの子ねずみは、ガラクタ置場に遊びにいきたくてたまりません。いっぽうガラクタ置場では、ボタンやガラスのかけらが、冬の空の下、むかしのことを話し合っていました。ある日、初めてガラクタ置場にやってきた子ねずみたちは…? 美しいクリスマスツリーも登場。心に残る冬の絵本。

 

「さんびきのこねずみとガラスのほし」を読みました、という感想をお母様から頂きました。お二人のお子さん達といっしょに楽しんで頂けたようで大変居嬉しく思いました。お名前がなかったのでここでお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。私は小さい頃から落ちているものを見て想像をふくらませるのが好きでした。これは誰のものだったのかしら?どうしてここに落ちているのかしら?どうして汚れているの?壊れているの?…そんなことを考えていると一日があっという間。大人になってもその癖は消えず、とうとうこんな物語を作るようになってしまいました。実は私の秘密の宝箱には、お話になりそうな小さな落とし物がたくさん詰まっています。いつかその1つ1つに物語を作ってあげることが出来たら…。なかなか形にはなりませんが。(苦笑)一生の中で一日の終わりにお母さんと物語を楽しめる時間はほんとに一瞬。そんな貴重な時間に私の物語を選んでくれた小さなお嬢さんに感謝です。