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『まほうがいっぱい!』 (ほるぷ出版)

新緑の美しい季節に新しい絵本ができました!
黒猫を助けたみーちゃんが、お礼にまほうの道具がたくさん入った袋をもらいます。でも、選べるのは一つだけ。
さて、みーちゃんは どのまほうを選ぶでしょう。
まほうの道具がたくさん出てきます。それは一見まほうの道具に見えないものばかりです。
親子でも、お友達とでも、1人でも、「どれがいい?」「どれにする?」と楽しんでもらえたら嬉しいです。
そして、読み終わった後に、まわりのいろいろなものがまほうの道具に見えてきたら……あなたは絵本のまほうにかかってしまったのかもしれません!(かかってほしい!)
美しく不思議な形の葉っぱをひろったら「これはまほうの葉っぱかもしれない」と考えたことはありませんか?
わたしは小さいころ、ひみつのたからものを、たくさん持っていました。
願いが1つだけかなう石、まほうの小さな枝、ガラスになった人魚の涙、話を聞いてくれる指人形、雨をふらせる小びん、空からとどいた紙ひこうき、じゅもんをみつけるととべる羽……。
それらを、おかしのカンに入れて、取り出してはながめていました。
たいせつに思う気持ちは、しあわせな気持ちとどこかでつながっていて、たからものがあると、がんばれたり、楽しくなったりします。小さいころのわたしを元気にしてくれた、ひみつのたからものへ、ありがとうの気持ちをこめて、この絵本をつくりました。
そして、一昨年の冬に天へ旅立っていった黒猫「ムー」を思いながら黒猫を描きました。ワイルドで愛情深く楽しい猫でした。黒猫の一途で天真爛漫な愛らしい感じが伝わりましたら幸いです。
2025 あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
7年前に『くるみのなかには』(講談社)を描くためにくるみの実を植えました。
「本当に芽がでるのかな」「大きくなれ大きくなれ」と願いをこめながら水をあげました。芽が出るのに1ヶ月、花が咲くのに7年かかりました。そして、ついに秋には、4つの実がなりました。果皮に守られて数ヶ月、北風に吹かれて、先日ようやく地に落下しました。(写真)この実をまた土に植えてみましょう。手を動かし、自分ができることを一つ一つすすめていきたいと考えています。
今年はオリジナル絵本を数冊刊行する予定です。まほうの絵本、「ちいさなふたり」の続編、そして、石の絵本、植物の絵本。一冊一冊心をこめて創作しています。みなさんの心に届く絵本になりますように。今年もどうぞよろしくお願い致します。
『うみのたからもの』たかおゆうこ絵本原画展(講談社) @ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ(東京大田区)

『うみのたからもの』たかおゆうこ絵本原画展(講談社)
@ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ(東京大田区)
9月19日(木)から10月6日(日)まで『うみのたからもの』(講談社)原画展が、東京大田区のティール・グリーン in シード・ヴィレッジさんで開催されます。
原画の他にラフの一部や参考にしたイギリスや熊本の御所浦島で発掘した化石や貝殻なども展示されます。9月28日(土)にはトークイベント&サイン会もあります。
店主の種村由美子さんとお話ししながら、どのようにこの絵本が作られていったのかをお話できたらと考えています。お時間叶いましたら、ぜひご参加ください。https://teal-green.com
たかおゆうこ絵本原画展『うみのたからもの』

たかおゆうこ絵本原画展『うみのたからもの』(講談社)
@うみべのえほんやツバメ号(横須賀津久井浜)
7月13日(土)から9月1日(日)まで『うみのたからもの』(講談社)全原画展が、安曇野の絵本美術館森のおうちさんから引き継がれて、うみべのえほんやツバメ号さんでも開催されることになりました。よく見ると原画と絵本が違います。特にラストの見開きページは朝のシーンであることにびっくりされることでしょう。どうしてそうなったかを知りたい方は、ぜひ20日(土)のトークイベントにご参加ください。どうぞよろしくお願いいたします。
絵を見たあとはお店の美味しいスムージーで一息。その後にぜひ浜辺を散歩して貝がらをひろってみてください。お店から浜辺まで海を前方に眺めながら歩いて5分。津久井浜はウィンドサーフィンで有名な浜辺です。晴れて気持ちの良い風の日には色とりどりの帆を見ることができます。海に向かって右側には海水浴ができる三浦海岸が望めます。この季節、熱中症には気をつけてお越しください。 https://umibenoehonya.com
『あなふさぎのジグモンタとおおきなあな』(作 とみながまい 絵 たかおゆうこ)

『あなふさぎのジグモンタとおおきなあな』
(作 とみながまい 絵 たかおゆうこ)(ひさかたチャイルド社)
ジグモンタの第二弾『あなふさぎのジグモンタとおおきなあな』(ひさかたチャイルド社)がいよいよ刊行されます。今回のジグモンタはいとこの出産祝いに船で向かいます。みんなに危険が迫ります。ジグモンタ危機一髪。「おおきなあながあいたなら、みんなで力をあわせよう」さて、危機を回避できるでしょうか。ジグモンタの健気さがひかります。
今回もカラフルに描きました。美しく印刷してくださったのは吉原印刷さん。いつも素早く丁寧なお仕事に頭がさがります。まるでジグモンタのようです。
とみながさんの物語には、いろいろな家族が登場します。そこがいつも「あったかいな」と感じます。虫を描いているのですが、人間を描いているようです。どんな穴もふさげる、穴のふさぎかたで人生は彩られる、と、実はとても深い絵本であると私は感じています。