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『まほうがいっぱい!』 (ほるぷ出版)
2025 / 04 / 23 15:41

新緑の美しい季節に新しい絵本ができました!
黒猫を助けたみーちゃんが、お礼にまほうの道具がたくさん入った袋をもらいます。でも、選べるのは一つだけ。
さて、みーちゃんは どのまほうを選ぶでしょう。
まほうの道具がたくさん出てきます。それは一見まほうの道具に見えないものばかりです。
親子でも、お友達とでも、1人でも、「どれがいい?」「どれにする?」と楽しんでもらえたら嬉しいです。
そして、読み終わった後に、まわりのいろいろなものがまほうの道具に見えてきたら……あなたは絵本のまほうにかかってしまったのかもしれません!(かかってほしい!)
美しく不思議な形の葉っぱをひろったら「これはまほうの葉っぱかもしれない」と考えたことはありませんか?
わたしは小さいころ、ひみつのたからものを、たくさん持っていました。
願いが1つだけかなう石、まほうの小さな枝、ガラスになった人魚の涙、話を聞いてくれる指人形、雨をふらせる小びん、空からとどいた紙ひこうき、じゅもんをみつけるととべる羽……。
それらを、おかしのカンに入れて、取り出してはながめていました。
たいせつに思う気持ちは、しあわせな気持ちとどこかでつながっていて、たからものがあると、がんばれたり、楽しくなったりします。小さいころのわたしを元気にしてくれた、ひみつのたからものへ、ありがとうの気持ちをこめて、この絵本をつくりました。
そして、一昨年の冬に天へ旅立っていった黒猫「ムー」を思いながら黒猫を描きました。ワイルドで愛情深く楽しい猫でした。黒猫の一途で天真爛漫な愛らしい感じが伝わりましたら幸いです。