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『たびするこいし』(講談社)が刊行されました!
2026 / 04 / 15 20:53
絵本『たびするこいし』(講談社)が刊行されました。
『くるみのなかには』『うみのたからもの』。このシリーズでは、小さい頃に宝物だと感じたものを絵本にしてきました。
そして、それに続く第三弾は「小石」です。
小さい頃、なぜ小石を宝物にしたのでしょう。
その問いを抱えながら、旅をして小石を拾い続けました。
(旅でのお話は、またトークイベントなどでみなさんにお会いしたときに話したいと考えています)
やがて石を拾ううちに、その土地の地形や地層が見えてくるようになりました。そこから、地球の成り立ちや宇宙へと想像が広がっていきました。
死んでいるように見える小石の中にも、命のもとが眠っているのではないかと感じました。そう思うと、小石には限りない力が宿っているように思えてきます。
そういえば物語には、力を持った小石がよく登場します。(巻末に小石が出てくる物語を載せました)
小石が力を秘めた存在だと考えると、小さい頃、私がそれを宝物だと感じた理由もわかる気がします。
子どもは本能的に、そういう力を感じ取れるのだと思うのです。
星の数ほどある小石の中からどれを選ぶか――それは、自分への問いかけでもありました。
なぜ選んだのか、言葉にできないこともあります。ただ、この石に惹かれる、という感覚です。
それは、朝日や夕日や月を、美しい、心地よいと感じるときのような、とても不思議な感覚です。その感情はどこからやってくるのでしょう。
もしかすると、私たちと小石は、どこかでつながっているのかもしれません。
この絵本を読んだあと、小石が今までと違って見えてきたら幸いです。